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相談員コラム2

2025 11/10
相談員コラム
2025年8月31日2025年11月10日

「あなたは一人じゃない」ハラスメントに苦しむ看護学生さんたちへの想い

担当:サラブレット

2025.8

サラブレッド
はじめまして。全国看護学生はぐくみネットの相談員「サラブレット」です。 看護系大学で実習指導教員をしながら、個人でも看護過程・実習サポートを運営している、学生推しのママ先生です(*^^*)

このままでは終われない――私が団体の活動に参加した理由

私がこの団体の活動に参加するきっかけとなったのは、2023年5月に出会った一人の看護学生の存在でした。彼女は入学当初から教員による執拗なハラスメントを受け、心身ともに深く傷ついていました。そのうえ、実習では、十分な指導を受けられないまま不合格を重ね、ついには留年となってしまったとのこと。それでも彼女は諦めることなく、「今度こそ合格を」との強い思いで、私が運営する個別サポートを受講してくれたのです。

私たちは看護過程や実習記録を一から学び直し、疾患や治療への理解も深めながら、万全の準備を整えて実習に臨みました。その甲斐あって、記録への取り組みや日々の実践を実習指導者の方が高く評価してくださったと、彼女から喜びの報告がありました。

ところが、教員の対応は彼女の成長を認めるどころか、理不尽そのものでした。

実習が始まったばかりにもかかわらず「再実習の日は空けておいて」と告げられ、記録の指導内容は日によって変わり、質問をすれば「口答えするな!」と怒鳴られる始末。さらには「80点以上の評価はつけない」とまで言い切られたといいます。結果として、実習はまたも不合格に。2回目の留年が確定したという厳しい現実を受けて、彼女は家族と何度も話し合い、悩み抜いた末に退学を余儀なくされました。

私は、彼女の努力が踏みにじられたことが、悔しくて、悲しくて仕方ありませんでした。何とかしてあげたい、学校に訴えたいという気持ちはあっても、第三者である私には異議を申し立てる手段がありません。どう闘えばいいのか、どう支えればいいのか――頭の中で何度も繰り返し問いながらも、結局はただ見守ることしかできず、彼女を守れなかった自分の無力さに打ちのめされました。

そんな折、X(旧Twitter)で代表ご夫妻とつながったのは、彼女が看護学校を退学して間もなくのことでした。お二人の投稿を読んで、息子さんを亡くされた深い悲しみを抱えながらも、自ら団体を立ち上げて看護学校のハラスメント防止に力を尽くす姿勢に、私は深く心を打たれました。 また、実際にお話を伺う中で、この団体にはすでに複数のメンバーが参加しており、相談対応や調査研究などに熱心に取り組んでいることを知りました。

「一人では難しくても、同じ思いを持つ仲間と力を合わせれば、この状況を少しずつでも変えられるかもしれない」――そんな思いから、2024年2月に団体の活動に参加することを決意したのでした。

相談対応の現実と向き合って

活動を始めて驚いたのは、想像以上に多くの相談が寄せられていることでした。「全然できてない」「看護師に向いていない」「早く辞めたらいいのに」――教員からのこうした心ない言葉に深く傷ついた声が、毎日のように届きます。相談を読むたびに胸が締めつけられ、何とかしてあげたい気持ちでいっぱいになりました。

けれども実際に相談者の声と向き合うと、それぞれの思いにどう応えればよいのか迷うことばかり。寄り添うことの難しさを、日々感じています。

相談対応の多くは公式LINEでのやりとりですが、返信を書くたびに「これで大丈夫かな」と不安になり、何度も書き直してしまいます。ようやく送信しても「相談者が求めている答えになっているだろうか」と気になって仕方ありません。返事がしばらくないと「無事に過ごせているのかな」と心配にもなります。

オンライン面談では、涙ながらに語る相談者の姿に思わずこちらも泣きそうになり、言葉に詰まってしまうこともあります。できることなら今すぐにでも駆けつけたい!私が直接実習に関われれば、こんなつらい思いは絶対にさせないのに――そんな歯がゆい思いを感じることも少なくありません。

それでも、「あなたは一人じゃない」と伝えていくことが、今の私にできる一番大切なことだと思っています。うまく言葉にできないときもありますが、どんな状況であろうと、相談者にとって「絶対的な味方であり続ける」という姿勢だけは忘れずにいたいのです。

私自身、まだまだ未熟な相談員ですが、相談者と同じ歩幅で寄り添い、同じ景色を見ながら、一緒に前へ進んでいける伴走者であり続けられるよう、これからも歩み続けていきたいと思っています。

ハラスメントに苦しんでいる看護学生さんたちへ

これまで実習指導で関わってきた学生たちのことを思い返すと、患者さんから「学生さんがいてくれて本当によかった」と喜んでいただける場面が何度もありました。

つらい病気を抱えている患者さんにとって、あなたの存在にはとても大きな意味があります。たとえ不慣れであっても、学生として少しでも患者さんの支えになりたいというあなたの思いや姿勢こそが、患者さんの心の支えになっているのです。

教員からの心ない言葉や理不尽な対応に、心が折れそうになったり、自信をなくしたりすることもあるかもしれません。でも、もしあなたの心の中に「看護師になりたい」という気持ちが少しでも残っているのなら、どうかその思いを大切にしてください。

そして、つらいとき、困ったとき、どうしていいか迷ったとき――そんなときは、私たちが寄り添い、一緒に考え、支えていきます。どうか一人で抱えず、いつでも安心して相談してくださいね。

『ナース専科』で私の実体験をもとにした実習エピソード漫画を公開中です。 ご興味がありましたらぜひお読みください!
ほんの少しでも実習を乗り越える励みになったら嬉しいです(*^^*)
https://square.nurse-senka.jp/articles/participants/auth_sakurada

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