担当:クロネコ
2025.7

看護師・キャリアコンサルタント・公認心理師です。
臨床経験も小規模の病院で15年ほどありますが、遠い昔のことですので、相談員としては心理的支援が中心です。
私と当団体代表ご夫妻との出会いは、2023年7月でした。
その前の年に看護学校在学中にかけがえのないご子息を亡くされ、失意の底にある中、学校への批判のみに終わるのではなく
「同じことが起こってほしくない。看護学校からハラスメントがなくなり、指導・教育がもっと学生に寄り添ったものになってほしい」
との思いで、インターネットを通じて声を聴き、相談に対応される姿勢に、強い感銘と共感を覚え、看護師経験のある心理職として、ご一緒したいと活動に参加しました。
それから、各分野の相談員が次々に加わってくれました。
現在も毎日のように公式LINEやホームページから看護学生さんの相談があります。
たとえ善意や、熱意があったとしても、教員の言葉に対して傷つき、自己否定感や、意欲低下となり、学校側の対応に絶望する学生さんの多いこと。
そんな中で、大切にしていることは、まず、お話をしっかり聞かせていただくこと、それは気持ちと同時に、客観的事実や、学校の規則などもそうです。学校が説明責任を果たしていない時は、まず、根拠を質す(ただす)ことも必要です。
体質や、行政の対応は、なかなか変わらないのでとても歯がゆく感じます。
この点では、他団体とも連携して、国や行政に働きかけていきます。
でも、まずは目の前の相談者の方に、少しでも楽になってほしい、何が最善か、気づいて行動が取れるといいなという思いです。「最善」もいろいろあります。
などなどです。
他にも、自分の気持ちと置かれている現在地を考えた時に、何かしら方向性が見えてくるはずです。
すぐには無理でも私たちのような相談相手と話しているうちに整理がついたり、決断ができたりします。
一度決めても、軌道修正することもあるでしょう。
ただ、決めたことに従った結果も、自分で引き受けなければなりません。
私たちはぐくみネットは、看護師になりたい、やりがいある仕事をしたい、と思われる相談者の味方でありたいし、何より、自分の人生を自分の力で楽しみ、困難を越えて成長してほしい、と願っています。



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