看護学生に対するアカデミック・ハラスメントの実態と影響
全国アンケート調査結果に基づく解析に関する研究協力のお願い
一般的な大学生と比較して、看護学生はより高い割合でストレスやメンタルヘルスの問題を経験していることが明らかになっています。このような学生が学業不振につながる前に、うつ病の早期発見や看護学生のストレス評価に重点を置いた取り組みの強化が重要視されています。そのためには、看護学生に対するアカデミック・ハラスメントの実態を正確に知る必要があると考えております。
そこで、本研究は、看護教育現場において看護学生がどのようなハラスメントの被害を受け、それが学生の心理的・身体的な健康にどのような影響を与えているかを明らかにしたいと考えております。そのためにも、「看護学生の実態調査」にご入力をいただいた情報を分析し、公表させていただきたく存じます。
趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【調査目的】
本研究は、看護教育現場において看護学生がどのようなハラスメントの被害を受け、それが学生の心理的・身体的な健康にどのような影響を与えているかを明らかにすることを目的とします。
【期待される効果】
本研究では、看護教育現場におけるハラスメントの現状を把握し、その課題を明らかにします。看護学生の学習環境を改善するだけでなく、将来の看護職者としての質の向上にも寄与することを期待しています。
【調査方法】
2023年4月30日〜2024年1月10日までに、「看護学生の実態を投稿する(https://change-school.org/post/)」のリンク先であるgoogleフォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSehMJ7ZBTGMxmrIbZir3dJs1qFXFszMhEtYps4k2Yr5I2iL0Q/viewform)に投稿いただいた情報を分析させていただきます。
【調査内容】
設問項目は属性に加えハラスメント・いじめ・不適切な指導に関する経験、事例の影響、解決策や対策の提案、睡眠時間に関する内容を分析します。
【情報の取り扱い】
・個人を特定するような情報の入力は求めておりません。
・利用する情報は、入力いただいたものとなります。
・個人情報の保護には十分注意します。公表する際には、個人が特定されないように配慮いたします。
・得られたデータは、USBにパスワードをかけて管理します。また、USBは鍵がかかるデスクにて管理します。分析に使用するコンピュータのセキュリティーソフトは、常に最新のものにしておきます。
・データは、研究者の責任のもとで10年間厳重に保管します。保存期間終了後には、USBは物理的に破壊します。
・結果は、看護教育に関する学会にて公表させていただきます。
【想定される不利益とデータ提供を辞退したい場合】
今回の研究では、特別に手続きをしていただかない限り、皆さまの情報を使用させていただきます。ただし、公表されることで当時の状況を思い起こしてしまうため「研究に協力したくない」「自分の情報を使ってほしくない」と思われる場合は、以下の方法でお知らせください。
私たちは、辞退のご連絡をいただいた方の情報を、研究に使用しないようにします。
*辞退方法
2025年2月5日〜3月5日までの期間に、「お問い合わせ(https://change-school.org/inquiry/)」よりデータ提供の辞退と、ご提供いただいた情報をご記載いただければ対応いたします。
なお、この日までにご連絡がない場合は、データ提供にご協力いただけたと考え、使用させていただきます。
ご不明な点がある場合には、以下までお問合せください。
(連絡先)
全国看護学生はぐくみネット
代表:髙橋裕樹
ホームページURL:https://change-school.org
お問い合わせURL:https://change-school.org/inquiry/