活動を始めるきっかけ

令和4年7月13日水曜日

岐阜県立の看護専門学校2年生だった息子は病院での実習時間中に自死しました。
実習終了3日前の出来事です。夏休みがすぐそこでした。


息子は自死直前Twitterに「将来に夢も希望もなくなったので死にます。」と書き込み、実習先の病院が目の前に見える高い橋から飛び降りました。

私達は亡くなるまで息子のTwitterを見たことはありませんでしたが、7月1日には「人格を全否定された。」と書き込んでいました。

息子に何があったのか・・・

私はTwitterに息子の自死について書き込みました

すると・・

全国の看護学生や元看護学生からたくさんの情報が寄せられました。
「実習中に何度も死のうと思いました。」「電車に飛び込もうと思いました。」云々。

私達は、そこではじめて、看護学校の教育環境について知りました。

看護学校において、この令和の時代には信じがたい、教員の権力を振りかざし立場の弱い生徒を精神的にも身体的にも追い詰めていくということがまだ行われています。

新しい時代の新しい教育が必要

看護の現場は厳しいからこのような教育が必要なんだという意見もあります。

しかしGoogle社の大規模研究がこんな研究をしています。心理的安全性の無い職場では仕事のパフォーマンスが下がり離職率が上がる。まさに看護の現場の多くがこのような問題を抱えているように思います。

この問題を改善するためにも看護学生のうちから心理的安全性に配慮した教育体制、指導方法が取られるべきだと思います。


私達は息子の死を無駄にしないために、息子のような犠牲者を2度と出さないように、看護学校(大学、短大も含めて)の教育問題を明らかにして、社会全体で改善していけるようにしたいと決心しました。

こうして「看護学校パワハラ撲滅プロジェクト」を立ち上げることになりました。